青春18きっぷ旅行記 今日はブログの日なので仙台のグルメを満喫して終了【3日目】

      2016/08/27

全7泊8日の旅行も早3日目である。

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昨日はやむなく山形の松屋で一晩を過ごし、始発で仙台まで移動してネットカフェに駆け込んだ。

個室が防音になっている場所だったので居心地が良い。僕は念願のシャワーを浴びると、髪を乾かして即効で眠りについた。

目を閉じてから眠るまでの時間のことを僕は覚えていない。

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青春18きっぷ旅行記 今日はブログを書く日

【準備編】で書いたであろうか。僕はこの旅の目的の1つに、「旅をしながら働けるか試す。」という目標を掲げている。

なので、今日は一日ブログを書く日(仕事の日)にしようと思う。
もちろん移動時間や駅での待ち時間にも仕事をしているが、こうやってがっつり3時間以上、集中して仕事をする時間も大切だ。

何か緊急を要する事態が発生したときに「旅先だから仕事できない」という言い訳は通用しない。よって旅先でもがっつり仕事できる環境を確保することはとても重要である。

という訳で今日はがっつりブログ作成の仕事をすることにした。

結論から言うと、普段オフィスで仕事をしているときよりも高い集中力で仕事ができたと思う。
おそらくそれは、「旅先でこんなことしているのはもったいない。早く作業を終えたい」という意識が働いたのであろう。
また、この密閉はされているが、隣に人がいるという状況が程度な緊張感となり、いい影響を与えたのだろう。

自然と筆が進んだ。

ネットカフェ難民という言葉があるくらいだから、ネットカフェを渡り歩けば安上がりでもある。

このスタイルであれば、国内ノマドとしてやっていけるのではないかと思った。(油断していると昨日のようになるが・・・)

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青春18きっぷ旅行記 仙台という町

今日は朝8時に寝て、昼の14時に起きたので、しっかり6時間の睡眠をとっている。

そこから18時半まで作業をして、仙台の町に繰り出すことにした。

仙台の町は東京でいう「新宿」に近い雰囲気を感じた。

オフィスが立ち並ぶ一方で、飲食店も相当ある。

栄えている町ランキングがあるとしたら、1位東京、2位大阪、3位仙台になるのではないか?
そう思わせるほど仙台は元気な町だった。

青春18きっぷ旅行記 牛タン

仙台といえば一番最初に思い浮かべるのは何であろう?
僕は牛タンを真っ先に思い浮かべる。

というか、仙台に失礼かもしれないが、関東人が仙台と聞いて思い浮かべるものは「牛タン」これ一択で、他に思い浮かべられるものはないのではないか?(ただ教養がないだけ)

しかしながら、牛タンといえば仙台、仙台といえば牛タンなのである。これは僕の中では揺るがぬ事実である。

僕は4年ほど前に仕事で二度ほど仙台に来たことがある。その頃は適当に入った店で「牛タンラーメン」を食べたのだが、これがいまいちだった。普通の豚骨ラーメンの本来であれば「チャーシューのポディション」に2ミリ厚ほどの牛タンが3枚が代わりに乗っかっていた。

もうほんとに「乗せただけじゃん!」と突っ込みたくなるような代物であった。

「仙台の牛タンなんてこんなもんか」と思ってしまったのだが、今思い出してみると「店を適当に選びすぎた

どんな食べ物でも、絶対に店によって差があるはずである。それは地方であっても同じことで、冷静に考えればわかることだった。それに僕は牛タンが大好きなので、仙台の牛タンにもう一度希望を託した。

「おいしい牛タンを食べる。」これが今の僕の生きる目標になっていた。

さて、どうやっておいしい店を探そうか?

最初に考えたのは、飲食店評価サイト(食べログなど)で評価を見るという方法であった。
次に堀江貴文さん考案(?)のteriyakiというグルメ評価アプリがあったのを思い出して、インストールをしてみたのだが、これは有料会員になる必要があったので若干ハードルが高かった。リアルの口コミを聞くという手もあるだろうが、僕はコミュ障だし一般人が観光客に対して教えてくれる情報なんてたかが知れていると思った。

つまりは3つの候補を挙げておきながら「最初から食べログで調べる以外に選択する気はない」のだ。

で、お勧め1位から10位くらいまでをざっと見てみたがどれも特徴的なものはなかった。

であればもちろん、1位のお店に行こうと思ったのだが、残念ながら定休日。2位のお店は東京でも見覚えのある店名で、ここは食べたことがあったので却下。

であればもう3位しかない。3位は「太助」というお店でメニュー的にも文句なし。

「ここに決めた。」

そうして僕は、地図で太助の場所を確認するとネットカフェを後にした。ネットカフェから太助までは距離にしておおよそ500メートルもなかったので、ものの10分ほどでつくことができた。

はずだった・・・。

太助さん、引っ越しのお知らせである。

閉店じゃなくてよかった・・・危ない危ない。

僕は踵を返して引っ越し先に向かった。引っ越し先の道中で「司」という牛タン専門店が目に入った。

「ここは7位くらいだったかな」ここでもいいかな?と思ったのだが、僕が今目指しているのは太助の分店である。

目移りは決して許されない。

地元の塵を知らない僕にとって先ほどの地図は若干わかりにくかったが、無事引っ越し先につくことができた。

「結構並んでいるな・・・」

やはり人気店なのだろう。人がかなり並んでいる。といっても並んでいたのは2グループぐらいであったが、店の中をのぞくとアベックばかりでなんとなく入りにくい雰囲気を感じたこともあり、この「2グループ並んでいる」という状況は僕の気持ちを萎えさせるには十分すぎるほどの材料であった。

僕は人気No3の「太助」をあきらめ、先ほどの「司」に向かった。司は太助分店から1分もかからないほどの距離にあった。

通りに看板は出ているのだが、店の入り口は奥の方にあり、外からでは店の中をうかがい知れないが看板からは「初見さんお断り」の雰囲気は感じなかったので、気軽に入ることができた。

入店売ると、やはり居酒屋っぽい雰囲気であった。

僕はお酒が飲めないので、ウーロン茶をとりあえず頼み、メニューに目を通した。

一応牛タン定食という定食ものがあったので「お食事」でも問題なさそうだ。

僕は牛タン定食を頼んだ。

僕の後に入ってきた旅人っぽい一人客と、キャバ嬢とその店の店長(勝手な想像である)も牛タン定食を頼んでおり、旅人は飲み物さえも水で澄ませていた。

「これが普通なのか・・・?」

店としてはウーロン茶などの飲み物が原価率が高いので頼んでほしいんだろうけど

そんなことを考えている間に、僕の前には牛タン定食が置かれていた。

「うまそう」

まずそう思った。そしてよだれが止まらなくなった。直近で食べた料理は昨日(今朝)の悪夢の松屋おろし牛丼だった。
そこから約18時間何も食べていなかった。僕はすぐにでも牛タンを口径内に投入したかったが、写真を撮っておかないと旅行記がとっても殺風景なものになってしまうので、ぐっとこらえてスマホで写真を撮った。(マナーモード)

30秒ほどして、ようやくすべての写真を撮り終えた。

そのハイライトが次の写真である。(movlidで加工)

たまらなくうまかった。

本場仙台は伊達じゃない。今まで食した牛タンとは一線を画す味であった。

「肉汁、歯ごたえ、風味、肉の硬さ、たれの味」すべてがパーフェクトに思えた。

私は銀座の高級店などに通っているわけでもないので、貧乏舌と言われればそれまでなのだが、この「牛タン定食」僕の牛タン人生に革命をもたらす逸品となった。

もちろん付属のテールスープや漬物、ワサビ、焦がし麦ごはんとのバランスも良かった。ワサビは時々肉につけて楽しめたし、漬物もかなりレベルの高い漬物である。

そしてこの焦がし麦ごはん。うますぎてお代わり(350円)してしまった。

という訳で完食。占めて2800円。大満足である。

この牛タン定食が今回の僕の一人旅おいしい物ランキングNo1に躍り出たことは言うまでもなかった。

まとめ

恐るべし仙台の牛タン。

そしてこの後僕は次の宿を求め「一ノ関」に向かった一ノ関は駅前こそ、それほど栄えてはいないが、新幹線も止まる駅である。

もちろんネットカフェがあることは事前に調査済み。同じ間違えは犯さない。駅から20分ほど歩いたが、東北の田舎町は真夜中ということも手伝い、心地良い風が吹いていて、「マジ旨牛タン」で興奮した僕の心身をやさしく冷ましてくれた。

難なくネットカフェに到着。行きつけの系列だったので話は早い。

明日は秋田へ向かおう。そう考えながら僕は眠りについた。

しかしこの時僕は、秋田までの道のりで今まで経験したことのないほどの試練が待ち構えていることを知る由もなかった。

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