子連れで居酒屋は法律的にОＫなのか　問題点は？

2018/01/21

お母さんは毎日家族の食事を用意して本当に大変ですよね…
「たまにはご飯作るの休みたい！」「用意や片付けの心配をせずに外でゆっくりと食事がしたい」と思う気持ちはよくわかります。
そういう思いから「たまには家族で外食しよう」というご家庭も多いことでしょうが、ファミリーレストランや回転すし屋ばかりでは飽きてしまいますよね…そんなときにパッと思い浮かぶのが「居酒屋」です。

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居酒屋には子供ウケするような料理もありますし、何よりお酒が充実しているので家族で楽しめる場所のように思いますよね。しかし、ふと「大人にお酒を提供するうような店に、小さな子供を連れて行くのは法律的に問題はないのだろうか？」と疑問に思う人もいることでしょう。気持ちよく過ごすには法律面はクリアしておきたいですよね。

今回は、子連れで居酒屋に行くのは法律的にОＫなのかということについてお伝えしていきます！

子連れで居酒屋は法律的に大丈夫？

居酒屋内を見渡すと、当たり前のように子供を連れた家族がたくさんいますよね。
これまでは「周りもこんなに子連れがいるのだから大丈夫であろう」と勝手に納得していた人もきっと多いはず。「法律的に～」と考えて調べてから来店した人は少ないでしょう。
基本的には、子連れで居酒屋に行くのは「ＯＫ」とされています。
入店自体がＮＧなら、そもそも入店を断られていますよね。親が同伴であれば、子供を連れていても問題なく入店して食事をすることができます。

しかし、入店が大丈夫だからといって問題点がないわけではありません。
その問題点とは「何時まで居酒屋にいられるのか」ということです。子連れが居酒屋にいられる時間を定めた法律はありませんが、「青少年保護育成条例」という決まりによって未成年の子供が外出できる時間を制限している都道府県があります。
例えば、東京都には未成年者の深夜の外出制限があります。この制限時間は夜２３時から早朝４時を示していますが、保護者同伴であればその限りではないとされています。
「親がついていたら、時間の面もクリアだ！」と思うかもしれませんが、カラオケやゲームセンターなどの施設は保護者同伴でも夜２３時以降の入店はお断りとしているところから考えると、居酒屋も同等と考えておく方がいいでしょう。
子連れで居酒屋に行くことは法律や条例で問題はありませんが、時間的にはとてもグレーです。子連れが居酒屋にいられる時間は最長で夜２３時までと思っておきましょう。

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また、子供が興味を持ったからといって、子供にお酒を飲ませるのは絶対にやめしょう。
小さいお子さんの場合は、子供がお酒を飲みたいといっても「体に悪いから！」「いけないことだから！」と取り合わない親がほどんどですが、子供が高校生や大学生（未成年）の場合は「もう興味がある年頃よね」「黙って自分たちの見てないところで飲まれるよりは…」と子供の飲酒に目をつぶるというとんでもない親もいます。
未成年に飲酒をさせた場合は「未成年飲酒禁止法」によって飲酒を止めなかった保護者はもちろん、場合によってはお店も罰を受けることがあります。

子連れで居酒屋　法律以外にも気をつけておきたいところ

前の章では、子連れで居酒屋に入店することは問題がないということをお伝えしました。
もし入店するときは時間に気を付けたいところですが、それ以外にも気をつけておきたいポイントは色々あります。

まずは時間帯です。前の章では夜２３時までとお伝えしましたが、正直２３時まで居酒屋にいるのは遅すぎます。子連れで居酒屋に行くときは、時間帯による客層から考えると２０時が限度でしょう。
２０時以降はお酒で気持ちよくなったお客さんが多く、子連れには厳しい環境になります。なかには悪いお酒になって子供に絡んでくるお客さんもいるかもしれません。そうなると親としても気持ちのいいものではありませんよね。子連れで居酒屋に行くときは開店時間から２０時のあいだにしておくといいですよ。

そして、もし居酒屋に個室があるときは個室を利用させてもらうようにしましょう。
大人はお酒や会話を楽しみますが、子供は食事が終わったらヒマになって騒ぎ出してしまうものです。そうなるとほかのお客さんに迷惑が掛かってしまったり、トラブルになったりすることがあります。こうならないためも、出来るだけ個室に通してもらえるようにすると安心ですよ。