幼稚園の役員になったけどトラブルが怖い…原因や対処法をご紹介!
子供が幼稚園に通いだすと、幼稚園に行っているあいだはひと息つける…という人ばかりではありませんよね。
幼稚園に入園すると、ついて回るのが保護者会活動です。年少・年中・年長の各学年から数名の保護者を「役員」として選出して保護者の代表として幼稚園の行事やお手伝いなどを取り仕切らないといけません。
子供が年中・年長になると、ママも幼稚園についてよく理解しているので保護者会活動もある程度スムーズにこなすことができるでしょうが、年少のママは全てが初めてで困惑することが多いでしょう。
ただでさえママ友関係について不安を抱えているのに、役員になって保護者会活動…これから1年間、チームとして活動するので、特に人間関係が心配ですよね。
今回は、保護者会の役員になったけど役員間のトラブルが怖いというママのために「役員トラブル」についてまとめました!
幼稚園の役員トラブル、役員決めの時からすでに始まっている!
1年間同じメンバーで過ごすことになる保護者会。一体どのタイミングで和が乱れて、役員間のトラブルへと発展していくのかが気になりますよね。
実は役員トラブルの種は、役員決めの時に既に撒かれているのです。
役員選出の際、役員をやりたい人が殺到するケースと逆にやりたくない人ばかりでなかなか決まらないケースがあります。
前者の場合は、やりたい人たちで保護者会を構成することができるので役員間トラブルが起きづらい傾向にあります。
問題は後者の場合です。
役員をやりたくないあまりに押し付けあいが始まってしまいます。「私は下に子供がいるからやりにくい」「アナタはお子さん1人だから身軽だよね?」というように自分には無理というアピールや他人への押し付けなどして、あぶり出すように役員を決めます。
こうして決められた役員はスタートから既に不満があるため、人間関係に亀裂を生むことが多いです。
また、押し付け合ってたもの同士がお互い逃げ切れずそのまま揃って役員になる場合も…「アンタ、あのとき私に押し付けようとしたよね!?」と内心ギスギスしていて、ここから不仲になるということもあります。
幼稚園の役員トラブル、バトルの構図は学年や役職に分かれやすい
保護者会は幼稚園内に少人数で構成される組織です。少人数なので結束が強いという保護者会もたくさんありますが、価値観や考え方の違いから少人数から更に分裂することがあります。
分裂するときは、基本的に「学年」「役職」で別れることが多いです。
横の繋がりが強い保護者会だと学年で分かれて対立することが多いです。同じ学年の子供を持つママ同士、共通の話題が多く、抱える悩みや不満などにも共感しやすいです。「なんか、年長役員って何でも知ってますみたいな感じで得意気だよね」「年少役員は『わからない』ばっかで全部こっちに仕事を押し付けてくるよね」など、年少・年中・年長ママの3つに分かれてモメやすいです。
また、保護者会の仕事を通じて「会長・副会長」「会計」「書記」などの役職に分かれて対立することもあります。「書記ってあんまやることないよねー、私たちは常に忙しいのに」「会長とか副会長ってそんなにエライの?」などそれぞれの仕事についての不満から入り、そこから溝が生まれていきます。
幼稚園の役員トラブル、巻き込まれないためには
役員トラブルに巻き込まれないためにとても大切なのは、「役員の不満を役員内の人に話さない」ということです。
保護者会は女性の集まりなので会話は盛り上がりやすいですが、不満も生まれやすいです。不満がたまれば誰かに話したくなるのも仕方ありません。しかし、「あの人ってさ~…」と誰かが口に出した瞬間に役員トラブルが起きる可能性はかなり上がります。
まさしく「口は災いのもと」なのです。
自分から誰かの不満を言うことを控えるだけでも、役員トラブルは起こりにくくなりますよ。
しかし、みんなが誰かの不満を言ってる中で1人だけ何も語らずにいると「あの人は自分だけ中立でいようとしている」など意地が悪いことを言う人が現れることもあります。
大きなトラブルを避けるためには中立であることはとても大事なので、そんな言葉はスルーしちゃいましょう。
まとめ
いかがでしたか?
幼稚園の保護者会はまさに「女の園」「小さな女子校」状態です。
ネチネチとした争いが起こることも珍しくありません。大きなトラブルなく任期を満了するには「人の不満を口外せず」!コレに尽きます。
また、役員トラブルに気をとられ過ぎて、保護者会の本来の役割である幼稚園や子供たちのサポートがおろそかにならないようにも気を付けましょうね!