潮干狩りは時期的に6月OK?開放している施設と貝毒などの注意点を解説
2016/03/13
ゴールデンウィークも終わり、暑さもだんだんと増してきた5月の最終週の事だった。
咲の通っている料理の専門学校は水曜の今日、授業が午前中だけなので、
帰宅して昼食を済ませた咲は自宅のソファーでくつろいでいた。
「ピポパ♩ピポパ♩ピポパ♩ピポパ♩」
(LINE電話の着信音)
彼からだ。
「もしもし、咲?来週の土日、もう6月だけど、また潮干狩り行かない?」
前置きがない。
「ん?なに?」
突然の提案に困惑する咲。
4月に行ったばっかりなのにまた行くって!?
ワンシーズンに2回も、潮干狩りにゆきたいという私の彼。
前回は楽しかったし、貝もおいしかったので、また行きたいとも思っていたが、
まさか1シーズンに2回も・・・。
(スノボーか!)
でもちっとだけ心配なのは、
「6月ってまだ貝いるの??」
ということだ。
確かシーズンは5月までだったような・・・。
思いつきで物をいう彼は、きっと夏本番になっても潮干狩りができると思っているのではないか?
少なくとも、
・6月は貝はまだ取れるのか?
・開放している施設はあるのか?
・注意しておくべき事はあるか?
は調べてから行くべきだ。
近所でも検索界の申し子と名高い咲の腕が鳴った。
潮干狩りは6月でも貝はとれるの?
潮干狩りに一番適しているのは4月〜5月です。
6月は4、5月程、潮干狩りに最適な季節ではありませんが、貝がほとんど取れないということは少ないようです。
それどころか6月ならではのメリットもありますので、確認して行きましょう。
<6月に潮干狩りをするメリット>
・気温
やはり4,5月に比べて6月は暖かいです!
かといって暑過ぎず、「足だけ水に入る」にはちょうどいい、25-30℃の晴れた日に行くのがいいでしょう。
日差しが強いので、帽子は必須です!
熱中症にはくれぐれも注意しましょう!
・混雑具合
ゴールデンウイークも終わってしまったので今から潮干狩り!という発想になる人は珍しいのか、4,5月と比べるとやはり人が少ない日が多いです!
少なすぎても寂しいですけど、出来れば
すいていた方が良いですよね!
<6月に潮干狩りをするデメリット>
・貝の量
やはりメインの4,5月に取られてしまったためか、GW前と比較すると、貝の量が少なく感じるかも知れません。
<その他、気になる要素>
・潮の満ち引き
日にちや地域によって変わりますが、6月であれば潮の引き方は、4,5月とほとんど変わりません。
・クラゲ
そもそもクラゲは一年中海にいるのですが、沖の方にやってくるのは、早くても7月、本格化してくるのが盆明けからなので、6月であれば心配する必要はないと思います!
潮干狩り 6月に開放している施設はまだある?
関東や近畿であれば6月上旬まででしたらまだまだ開放しているところが多いです!
以下は2015年のものですが参考にして頂ければと思います。
<関東>
ふなばし 三番瀬 海浜公園
4月20日〜6月11日
木更津海岸
3月21日~8月30日
富津海岸
3月19日~9月14日
<近畿>
的形海水浴・潮干狩場
4月1日~6月30日
香良洲海岸
3月下旬~8月下旬
はこつくり潮干狩り場(ぴちぴちビーチ)
4月18日~6月7日
シーズン途中でも貝がいなくなれば終了しているところもありますので事前に会場に確認しておく事をお勧めします!
潮干狩り 6月は貝毒が心配だけど大丈夫?
貝は海水中のプランクトンを食べるので、毒性を持っているプランクトンを一定量以上食べた貝は毒化します。
毒化は滅多に無い事なので、毒化貝がでた海岸があればニュースなどで報道されます。
また、毒化したかどうかは当日になってみないとわからないので、どうしても心配であれば
当日に会場の運営会社に電話で確認してみましょう。
まとめ
ポイントをまとめると
・熱中症に注意!
・貝の量は4,5月にくらべると少ないがまだまだ獲れる!
・開放してない会場もあるので電話で確認しましょう!
・GW明けなのでわりと空いている潮干狩り会場が多い!
・貝毒が規定値を超えていないか事前に確認を!
「がっつり貝を穫る!!!」というよりは
「浜辺で遊びながら貝も穫れる!」といった雰囲気だと思います!
こちらで紹介したのはあくまで例ですので、6月でも日によっては冷えます。
くれぐれも風邪を引かないように気をつけて楽しんできてください!