初節句に両親を呼ばないのは非常識か?お返しだけで済ませる方法を紹介!

      2016/03/15

昨年の6月に男の子を出産した咲。 咲にとっては初産であり待望の男の子だ。

出産から1年が経とうとしているが、初ママの悩み事は絶えない。

咲はこれまでも幾度となく世間の常識と戦ってきた。

「この子の為に強いママであり続ける。」

そう誓った咲の意思は堅い。

そんな咲に舞込んできた今回の問題の発端は、ゴールデンウィークを半月後に控えた昼下がりのことであった。

「ピンポーン(玄関ベルの音)!こんにちは、○川急便です!理樹さまにお届け物です!」

理樹(リキ)は息子の名前だ。何だろう。

 

(思い当たる節は・・・あ、あれだ。旦那のご両親・・・)

 

旦那方のご両親は新幹線で2時間ほど距離の場所に住んでいるのだが、4月の上旬に初節句のお祝いと言って、五月人形(兜飾り)を送ると言っていた。

 

我が家が2LDKのマンションである事を知っているはずだが、とてもたいそうな五月人形であった。

(鯉のぼりはミニチュアにしたのに・・・)

そう、今、咲が直面している問題は

「兜飾りの置き場所問題」ではなく

「ご両親へのお祝い返し問題」である。

送られてきた時に、お礼は言ったのだが、正式なお返しとして初節句には両親を交えてお祝いをした方が良い、という情報をママ友に聞いた事がある。

「やだ・・・ホント面倒くさい・・・」

旦那方のご両親は決してキライではないのだが、何せ遠方に済んでいる事もあり、もし呼んだ場合、呼ばれる方としても迷惑ではないか・・・?

そんな葛藤、というか悩まなくていい悩みを抱えている自分にイライラしてきた咲は、まずやるべき事(常識)を知った上で、自分がどうしたいかを明確にする事にした。

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初節句に両親を呼ばないのは非常識か?

独自にリサーチした結果、世の中には次の常識があるという事が分かった。

・当日もしくは前日の夜に、ご両家の両親や親戚、知人を招いて縁起物のご馳走でもてなします。
➡やだ!家族だけでやりたい!

・初節句祝いをしなかった場合や招待したのに欠席された方には、1週間以内にお返しをする。
➡これだ!これに持って行こう。

〜〜〜
本来、初節句などの行事は子供の成長を願ってご両親も含めた家族で行なう習慣なのですが、これは江戸時代からの風習です。江戸時代は2世帯で暮らしている場合や、両親が近くに住んでいる場合が多いため、このように親族みんな集まる系の行事が頻繁にあるんですね。

現代にこの習慣を持ち込んでみんなの「負担」にはしたくないですよね。
〜〜〜

本音は初節句でも両親は呼びたくない

義両親もきっと気づいてるはずである。

「私たち夫婦が忙しい」

という事と

「正月に集まったばかり!」

という事に。

近場で集まれるのであれば、まだ良いかもしれない、しかし往復4時間以上、新幹線代だって馬鹿にならないはずだ。

なので今回は

「義両親から初節句のお祝いをやりたいと強い希望が無い限り、初節句のお祝いは家族だけで行なう!」

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というスタンスでいくことを咲は心に決めた。

初節句の両親へのお返しは?初節句をスマートに済ませる方法を紹介

義両親から強い希望も無く、先日無事に家族だけでの初節句のお祝いを終える事ができました。

一般的に内祝いのお返しは要らない(貰い得)と聞いた事がありますが、たいそうな五月人形を貰ってしまった以上、何かほんの気持ち程度でもお返しをしたいと思っています。

お返しには次で紹介する、お祝い返しの品物に写真と手紙を添えて送るのが良いでしょう。

お祝い返しの品物

お返しの品物は楽天で検索すればかなり豊富な品数がそろっています。
予算を決めて、ご両親の好みに合わせた物を選びましょう。

お祝い返しのポイントその1 写真を添える

ご両親が五月人形を送ってきてくれた一番の理由はお子さんが元気に成長欲しいと願っているからです。

そして、二番目の理由が子供の喜んだ顔を見たいから。(こっちがメインかもしれません)

お祝いを送る際は、送って頂いた物と子供がセットで写っている写真数枚を添えてあげてください。

孫の喜ぶ顔を見て嬉しくならないおじいちゃん、おばあちゃんはいないですものね。

お祝い返しのポイントその2 手紙を送る

子供の喜んだ顔が見たい!と同時に現地の様子も知りたいはずです。

「理樹もとっても喜んでいました」と伝えてあげましょう。

まとめ

咲は無事に長男のを乗り切る事ができました。

あなたはいかがでしょうか?

咲には想像できないような苦悩を抱えている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、もしあなたが

「〜〜するのが常識だけど、やりたくない」

というような悩みを抱えているのであれば、その常識は何の為にあるのかを考えてみてください。

それらのほとんどが「江戸時代からの風習」とか「明治から始まった」とかで、現代の社会にそぐわない「常識と言われているもの」ではないでしょうか。

ほんの20、30年前とはライフスタイルは大きく変わりました。

今は常識の過渡期です。

自分のご両親の世代と意見が大きく異なる事もあるかもしれませんが、そんな方々が振りかざす「意味の無い常識」に必要以上に振り回されることは無いです。

あなたが「不安」や「すれ違い」であふれる世の中を、咲の様に一歩ずつでも、着実に切り開いていって頂けたら幸いです。

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