第二ボタンをもらう意味ともらう方法ともらったらどうする?
卒業式間近。
近付く友達、そして“憧れの人”との別れ。
憧れの人は先輩、同級生、そして後輩ということもあり得ますね。
となると考えてしまうのが、「第二ボタンをもらうこと」ではないでしょうか。
しかしそもそも、第二ボタンをもらう意味は何なのか、どうすればもらえるのか、もらった後はどうすれば良いのかまで考えたことはありますか?
今回はそんな疑問を解決していきましょう。
第二ボタンをもらう意味は?
第二ボタンをもらう意味をざっくりと言うならば、「伝えるに伝えられない恋心の代弁」ではないでしょうか。
卒業前に「好きです」と言えれば良いのですが、そう簡単には言えませんよね。
でも言わないのも辛いし、到底叶わない恋の可能性だってある…。だったら良い思い出にするために、第二ボタンをもらっておこうという話です。
また、「第二ボタンをもらうことで、恋心に気付いてもらう→相手からの告白を促す→両想いとなり付き合う」というハッピーな結末を狙うという方もいらっしゃるでしょうね。
ちなみに「なぜ第二ボタンなのか」という謎ですが、これはかつて戦争をモチーフにした映画で、「自分の形見として、日本に残す女性に第二ボタンを渡したシーンがあったから」という説があります。
さらには、「第一ボタンだと服がだらしなくなってしまうため」、第二ボタンを渡すのだそうです。他には「第二ボタンは心臓に近いから」という説もあります。
諸説あるにせよ、男女の別れは今も昔も儚く切ないものでありました。その恋が実るものであってもなくても、人を想う気持ちは大切にしたいものですね。
第二ボタンをもらう方法
それでは「第二ボタンはどうやってもらえば良いのか」という最大の謎を考えていきましょう。
ズバリ「第二ボタンは予約しておくべき」です。
具体的な予約の時期としては、できれば年明け~2月中旬まででしょうか。
これは、憧れの人が学内でも人気者、モテモテな方である場合、第二ボタンの争奪戦は過激化する可能性があるからです。
つまり、卒業式後にもらえるかどうかをお願いしに行くのでは遅い可能性が高いです。事前に「卒業式が終わったら○○さん(くん)の第二ボタンもらえますか?」といったメッセージをSNSやLINE等を使って伝えておくようにしましょう。もちろん、直接言いに行くのでも良いですよ。
もし、事前にお願いができず卒業式当日になってしまった場合には、卒業式の集合前の教室、卒業式終了直後の校内で自由に写真撮影をする時間帯などにお願いしに行くようにしましょう。
相手が忙しくしている可能性もあるので、モジモジすることなくズバッと切り出せると良いですね。勇気を出して言ってみましょう。
ただ、周りにはその憧れの方の友達が大勢居る可能性もありますから、少々恥ずかしい思いをすることは覚悟しておきましょう。また、同じく第二ボタンを狙うライバルが居る可能性だってあります。
第二ボタン もらったらどうする?
さて、最後に第二ボタンをもらった後はどうすれば良いかというお話です。
もらった第二ボタンは「ずっと持ち続けている」という方や、「新しい恋人ができたら捨てた」という方がいらっしゃるようです。皆さん自分の大切な思い出として持っていたり、新たな一歩を踏み出すために捨てたりすることがあるようですね。つまり持ち続けるか捨てるかは、その人次第ということのようです。
持ち続ける場合には「少ししっかりした箱に入れる」や、「アルバムに箱やポケットに入れておく」といった方法があるようです。
なかには「自分の制服のポケットに入れてある」という方法もあるようですね。これは憧れの人と近付いた気持ちがしそうで良いですね。
またもし捨てる場合ですが、「海に投げる」という方法があるようです。よく「別れた彼氏(夫)との指輪を捨てた」というシチュエーションを見かけますが、第二ボタンも同じ扱いに近いのかもしれませんね。ただ、海に投げるということはゴミを捨てることになりますから、おすすめはできません。何とも言えない気持ちになる感じはしますが、ゴミ箱に捨てることをおすすめします。
まとめ
第二ボタンをもらうことは、思い出づくりのためであったり、恋心に気付いてもらったりするためという意味があるようです。
確実にもらいには「事前にお願いしておくこと」がポイントになります。
もらった何かの箱に入れて後は大切にしまっておくのも良いですし、新たな一歩を踏み出す時に思い切って処分するのも良いでしょう。
皆さんが第二ボタンの素敵な思い出がつくれることをお祈りしています。