インフルエンザ予防接種の副作用で大人でも腫れや発熱や下痢になる?
毎年冬になると猛威をふるうインフルエンザ。
高熱に激しい咳、体の節々の痛み…想像しただけで体調が悪くなってしまいます。
そんな恐ろしいインフルエンザを予防するために、初秋あたりからインフルエンザの予防接種が各病院で開始されます。
しかし、インフルエンザの予防接種に関する世間の意見はさまざまで、「これでインフルエンザの感染を軽減できるなら…」という方もいれば「こんな得体の知れない液体を入れるのは抵抗がある…」という方もいます。
また、インフルエンザの予防接種って人によっては「副作用」があるというので怖いですよね。
ここでは、インフルエンザの予防接種を検討している方のために「副作用」についてまとめてみました。
インフルエンザの予防接種で副作用 大人でも?
大人になると多少の体調不良なら無理をして仕事に行ったり、家事をしたりしないといけないのがツラいですよね。
インフルエンザになってしまうと、しんどすぎて仕事や家庭が回らなくて困ってしまいます。
子供よりも抵抗力があって体が強い大人も、是非インフルエンザの予防接種を受けましょう。
赤ちゃんや未就園児がいるお宅では、パパやママがインフルエンザになって、それを子供に移してしまうなんてパターンがあります。そんなことになってしまってはお子さんが可哀想ですよね。自分のためだけでなく、家族のためにも予防接種を受けるのはとても大切です。
そして気になる「大人でも副作用はあるのか?」という点ですが、
ズバリ結論から言うと、大人でもインフルエンザの予防接種の副作用は「あります」。
しかし、子供に比べたら大人はウイルスに抗体があるので、副作用が出る方は多くはありませんし症状もとても軽微です。
また、高齢者はインフルエンザにかかると重症化しやすく、合併症を引き起こす可能性があります。こうなってからでは遅いので、積極的に予防接種を受けて自衛することをおすすめします。
インフルエンザの予防接種で副作用 腫れることはある?
インフルエンザの予防接種をしたとき、ちょうど注射の針を刺した周辺が熱をもって腫れることがあります。
この反応を見ると「何かだかヤバイものを体内に入れてしまった!」と思ってしまいますよね。
これは、インフルエンザの予防接種に対して体が正当に反応しており、ちゃんと抗体が作られている証拠なのです。つまり、悪い症状ではなく「いい感じに接種できた」ということになります。
この注射痕の「腫れ」や「赤み」は、予防接種を受けた2割程度の人に現れていて、特別珍しい症状ではありません。異常なことではないので心配はいりません。
どうしても腫れが気になる方は、冷却パックなどで冷やすと腫れが早く引きます。
ちなみに私は毎年インフルエンザの予防接種をするのですが、毎回パンパンに腫れてしまいます…。衣服が擦れるだけでも痛かったですが、2、3日ほどすれば自然と痛みは引いていきました。
腫れた場合の痛みは個人差があるようで、ちょっと痛いかな?という程度の方もたくさんいます。
インフルエンザの予防接種で副作用 発熱や下痢の症状がでる?
インフルエンザの予防接種の副作用としてよく見られるのが「発熱」や「下痢」。
明らかに体がウイルスに反応している様子ですよね。これは抗体を作る段階で、体とウイルスが戦っている状態なのです。体内の温度を上げてウイルスに対抗し(発熱)、体に害のあるものを速やかに体外に出す(下痢)…このように体は頑張って抗体を作ろうとしているので、発熱や下痢をしているうちは安静にしておきましょう。
また、インフルエンザの予防接種の副作用で発熱する方は、だいたい37℃から38℃の熱が1日から2日ほど出るそうです。38℃くらい熱が出ると、一瞬「変なタイミングで風邪引いちゃったかなぁ」と、まさか副作用とは思いませんよね。下痢も1日から2日ほどでマシになります。
インフルエンザになって1週間ほど苦しむことを考えたら、1日や2日の軽い副作用はクリアしておきたいところです。
そして発熱や下痢の症状が見られる場合は、無理はせずに水分補給をしっかりして症状がおさまるのを待ちましょう。
もし、明らかに症状が激しかったり長引いたりしている場合は、早めに病院を受診してください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
インフルエンザになったことがある方なら、あの地獄のような日々はもう思い出したくもないでしょう…
それを思うと予防接種はしておこうと思いますよね。
インフルエンザの予防接種をする際は、副作用をよく理解して納得してから受けるようにしましょう!