塾の費用は? 月謝と教材でこれくらいかかる!中学生塾の選び方について!

   

中学2年生は行事や部活に忙しい時期ですが、高校受験のことを考えると楽しみにしつつも心半分は心配が占めるというのが正直なところです。

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来年度には確実に高校受験がやってきて、それぞれの学力に合う学校に振り分けられます。遅くとも中学3年になるときには塾に行かせよう考えている人も多いのでは。

しかし塾は毎月数万円かかっていくのが普通ですから、どこを選んだらいいかは思い悩むところです。

塾の費用は?

集団授業の大手塾、個別指導の個人塾、そのタイプはいろいろありますが、その費用にはどんなものがあるのでしょう。

まずは入塾料です。友達からの紹介や兄弟姉妹が行っていたことによる免除や割引がある場合があります。また入塾テストを受けた後での入塾でも免除や割引されることがあります。

次に月謝です。これはとる教科やコースによって違ってきます。親としてはあれもこれもやらせたくなり、結果金額も跳ね上がりますが、子供にとって適した勉強量であるかをきちんと見極めなければいけません。このあたりはお子さんと相談して決めるべきですね。

そして教材費、つまり問題集代です。塾によっては教材費にコピー代を含め、毎月一定の金額を徴収する方式のところもあります。

他には時期によってかかる特別な費用があります。たとえば長期休みにある特別講習代です。復習を中心とした特別カリキュラムが組まれます。学校がなく時間に余裕がある時期にはこれも受けることを塾側から勧められます。

さらに必要になるのが模試代です。実力を知り正しい志望校設定のために必要なテストなので、仮に塾で受けないにしろ外部で受けるように勧められます。

また、塾によっては夏冬の冷暖房費などを含む設備施設代があります。毎月の定額方式のことも。

塾の費用 月謝と教材にはこれくらいかかる

月謝について

大手塾の一斉授業のほとんどは、4~6万円です。それで週に2回主要3教科をし、週に1回理科と社会となります。個別については、生徒何人に対し先生1人かの割合にもよりますが、その多くは7万円以上です。

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個人塾は個別であることが多く、教科数や回数をもっと柔軟に対応していることが多いです。また理科・社会については別に時間をとるというより、テスト前にまとめてするという対応のこともあります。とはいっても、主要3教科ははずせないですし、効果を上げるために週2回以上は必要ですから、2~3・4万円は最低でもいるとみていいでしょう。

教材について

問題集はさまざまですが一冊2000円前後で教科分です。科目によっては2冊使うこともあります。速いペースで進めていけるお子さんであれば問題集は1年に一冊では済みませんし、苦手項目が多いお子さんであれば強化のための別教材が必要になります。

塾の費用 中学塾の選び方について

さて大手塾と個人塾、また一斉授業か個別かのどちらがよいのでしょう。それぞれの特長を挙げてみます。

<大手塾>
学力の差によって細かくクラス分けがされ、お互いに切磋琢磨して勉強ができる。
一斉授業と個別がある。
費用が高め。特に大手塾の個別はかなり高め。

<個人塾>
学力の差によってクラス分けがなくアットホームな雰囲気で先生との距離が近い。
一斉授業でなく個別の場合がほとんど。
費用は比較的安め。

<一斉授業>
スピーディーに進む。他の生徒の進度やできが刺激となり、子供自身も勢いやノリを感じ楽しく勉強できる。
質問ができないお子さんやそのクラスの学力にあっていない場合は、置いていかれる、ただ座っているだけになってしまう。

<個別>
苦手な問題ひとつひとつを丁寧にすくい上げ、苦手をなくすための練習が十分できる。
先生の人数に余裕がない場合、十分な説明をしてもらえない、他の生徒の対応をしているときに待たされ時間のロスになるということが起こる。

もう少し詳しく説明すると、お互いに刺激をし合う仲間はやる気のもとになります。力の差がありすぎる状況がはっきり見えると油断や劣等感を招きます。塾での勉強という限られた時間で集中し結果につなげるには、やる気を起こさせるための環境かどうかも非常に大事です。また皆の理解度が似ているので効率的に進みます。そんな勢いにのって勉強できるのが中学生ですから、このノリについていけるタイプのお子さんには<大手塾の一斉授業>は合いますね。

一方、個別での対応はひとりひとりに合ったペースで進められるのが非常に良い点です。お子さんの苦手をなくすための丁寧な対応が可能です。うちの子はゆっくりじっくりタイプというお子さんも個別がいいでしょう。また部活で疲れ切ってから行くお子さん、どうしても集中力が切れがちなお子さんには先生がいつも目の前にいて、緊張感を保てる<個別>が合いますね。

まとめ

塾選びは本当に迷いますね。通い始める前もまた通い始めた後も子供に合っているのか考えずにはいられませんし、思ったより結果が出なかった場合は塾を変えることを再検討しなくてはいけませんからね。変えるにしてもその見極め時期も非常に難しいところですし。

ただ中学生のお子さんであれば、口ではどう言っていても勉強なんてしなくていいとはほとんど思っていない、しなくてはいけないと思っている、と信じて塾選びをしてあげてください。小学校のときと違ってやる課題の量が格段に増えとてもやりきれない気がしているのに、それでもテスト結果について毎回厳しく言われ、困っているのはお子さん自身でしょうから。

そして入った後で大事なことは、先生を決して悪く言わないことです。お子さんにも先生を信頼させることです。もし文句があれば、それは面談のときにぶつけましょう。そのときはどうぞお手やわらかに(笑)。

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