python for文のリスト配列とrangeや抜け出し方を【サンプルコード】で紹介!
2016/08/24
プログラミング言語を始めたとき初期に使う文法は何でしょう?
おそらく、以下の3つではないでしょうか?
print文、if文、そしてfor文
今回は昨今何かと話題のpythonに於けるfor文の使い方についてサンプルコードを用いて解説していきたいと思います。
pythonのfor文 リスト(配列)
for文は同じ処理を何度か繰り返す時に使いますね。
for文の簡単な解説を・・・と思いましたが、この記事を読んでいる方はおそらくその辺りはご存知だと思うので省略します。
早速サンプルコードいってみましょう
■コード
list_box = [0,1,2,3,4,5]
for for_box in dict_box:
print for_box
■実行結果
1
2
3
4
5
■ポイント
・for文の末尾にはコロン(:)をつける。
・for文で回したい処理は4半角スペース分インデントする。
・for_boxは事前に定義不要。
・list_boxという配列、即ちリストの要素の個数分for文内の処理を実行して抜け出す。
pythonのfor文 rangeの使い方
前章ではリストを用いたfor文の使い方を紹介しましたが、
中には
「リストとか要らないから指定回数だけ回させてくれ」
とお考えになられてる方も多いと思います。
そんなときに便利なのがrangeです。
rangeはfor分を回す回数指定ができ、使い方は・・・
サンプルコード見た方が早いですね!
■コード1
print for_box
■実行結果
1
2
3
4
■コード2
print for_box
■実行結果
4
■ポイント
・リストを使わないでfor文を使いたい時は回数を指定できるrangeが便利。
・range(a,b)のとき、for文はaから始まりbを受け取ったら終了する。(注意:bは実行しないで終了)
pythonのfor文 抜け出し方
for文を使ってると
「途中でfor文を抜け出したい!」
とか
「途中でfor文の先頭に戻りたい!」
ってなりますよね。
その悩み、breakとcontinueでそれぞれ解決できますよ。
■コード
print for_box
if(3 == for_box):
break
print for_box + 10
■実行結果
10
1
11
2
12
3
■ポイント
・break文に当たるとfor文を抜け出す。
■コード
print for_box
if(3 == for_box):
continue
print for_box + 10
■実行結果
10
1
11
2
12
3
4
14
■ポイント
・continueに当たるとfor文の頭に戻り次の要素に入る。
・for文自体から抜け出す訳ではない
まとめ
いかがでしたか?
今回はforをlistで回してみたり、rangeで回数を指定してみたり、途中で抜け出す方法について解説しました。
何となくpythonでのfor文のイメージはわきましたかね?
pythonでは「for文で回したい部分をインデントする」といった、他の言語ではやらないことをしますので、最初はすこし戸惑うかも知れませんが、同時にほかの言語と比べると非常にシンプルなので、慣れると使いやすくなってくるのも特徴です!