幼稚園を嫌がる子への登園拒否対応方法!!!!

   

ついこないだまで赤ちゃんだった子供が幼稚園に通うまでに大きくなって、成長したなぁと感動するママも多いはず。たくさんのお友達に囲まれて、楽しい幼稚園生活を過ごしてくれるはずと、親としては期待してしまいますが、初めての集団生活で不安がいっぱいなお子さんもいるでしょう。

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一昨年の春に娘さんが幼稚園に入園したTさん。
この娘さん、幼稚園自体は楽しんでいるようなのですが1つだけ問題がありました。
それは、毎朝の「登園イヤイヤ」

朝になると「幼稚園行かない!」と駄々をこねはじめ、それでもTさんは何とか娘さんを幼稚園まで引きずって連れていくのですが、教室の前で更なる号泣…息も絶え絶えで先生に娘さんを引き渡して登園完了としているのですが、これが毎朝だとTさんも参っています。

たまに、登園イヤイヤが激しすぎて根負けすることもあり、休ませたりもしていましたが、小学校に上がったときのことを考えるも今のうちにどうにかしておきたいとTさんは思っています。

こんな時に、どうすれば「登園イヤイヤ」を解決することができるのか…
ここでは、「登園イヤイヤ」についてまとめてみました。

幼稚園を嫌がる子へ

「幼稚園行きたくない!!」と朝からギャーギャー言われるとママもうんざりしてしまいますよね。朝の時間帯はどのご家庭も家事に追われて忙しいものです。
一体どんな理由で行きたくないのか?
登園イヤイヤのよくある理由を少しご紹介します。

・幼稚園でイヤなことがある、またはあった

「今日は苦手な工作がある」「昨日は先生に叱られたから、今日は顔が合わせにくい」など、子供なりに幼稚園が憂鬱に感じることもあります。

・ママと一緒にいたい
まだこの世に生を受けて3~5年、まだまだママにベッタリな時期です。
幼稚園に通うようになって大きくなったなぁと思っていても、まだ赤ちゃん寄りです。
急にママが恋しくなる瞬間だってあります。短時間でも離れたくないと思っちゃうことだってあります。

・ただ、何となく

これは一番親が困るパターンです。
理由がないのですから、押しても引いてもどうにもならないことがあります。

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幼稚園を登園拒否の理由

登園イヤイヤ、泣かれて面倒ですが、まずはしっかりと理由を聞いてあげることが大切です。
「とにかくイヤだから!」という答えが返ってくるかもしれませんが、ここは怒らず一息ついて落ち着いてください。
外に出るのを嫌がるのであれば、とりあえず抱っこして落ち着ける部屋で座ってみてください。既に幼稚園の前にいるのなら、園庭の隅っこや、近くのコンビニなどに移動してみましょう(イヤイヤを他のお友達に見られたくない子もいるので、通う幼稚園の園児がいなそうな安全な場所に)。

少し落ち着いたら、ちょっとずつでいいので優しく聞いてみてください。
ひとしきり泣いたらだいたい落ち着くものです。

ちなみにTさんの娘さんは「ママと一緒にいたい」とのことでした。
Tさんは思い返すと、夏休み明けから娘さんの登園イヤイヤが激しくなったことを思い出しました。
幼稚園がないので、退屈して寂しい思いをさせまいと張り切ったのが裏目に出た感じでしょうか?
ママと過ごす日々が当然になって、幼稚園に行くのがイヤになってしまったようです。

幼稚園を登園拒否対応方法

子供の登園イヤイヤの理由が聞き出せたところで、対策を間違ってしまうと更にイヤイヤを助長してしまうことがあります。

特に問答無用で怒りながら幼稚園に連れていこうものなら、幼稚園に行くことが「ママに怒られる」こととしてインプットされてしまいます。
ここでは、原因別の対処の仕方をご紹介します。

・幼稚園でイヤなことがある、またはあった場合…
そんな時は、優しく理由を聞いて、子供の話しを聞いて、どうすればよいのかを一緒に考えてあげましょう。
「○○ちゃんが作った工作見たいな~!できたらママに見せてよ!」「きっと先生ももう怒ってないよ!」など、幼稚園に楽しみを見出ださせたり、不安を取り除くようにすれば自然と行く気になることがあります。

・ママと離れたくない場合…
そんな時は、抱きしめてあげて下さい。そして「幼稚園から帰って来るまで、ママはちゃんと待ってるよ!」「週末のお休みにはまたママと一緒に楽しくすごそう!」と約束して安心させてあげて下さい。

・ただ、何となく行きたくない場合…
そんな時は、この「ただ、何となく」な空気を絶つために気分転換をしてみましょう。幼稚園を遅刻することを覚悟していつもより遠回りしてお散歩がてら登園してみたり、近所のスーパーにでかけてみたり…
そのうち「あれ?何で私(僕)、幼稚園行ってないんだっけ?」みたいになる子もいます。
このケースの場合に限り、ある程度の強制連行は視野に入れていいかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか。
その後Tさんのお宅は、たまにイヤイヤはあるものの、登園イヤイヤの頻度はかなり少なくなったようです。

ママの期待とは裏腹に、子供は子供なりに理由があって登園イヤイヤをするものです。
何より最優先すべきことは、何故登園するのがイヤなのかの理由をはっきりさせることです。
不安はちゃんと取り除いて、子供にとっても初めての集団生活を楽しいものにしてあげましょう!

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