プロジェクター 小型でも明るく映画を見れてスマホは映せるか?

   

自室にプロジェクターを設置して大画面で映画鑑賞をする!

映画好きの男の夢ですよね!

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しかし、ここは日本。

アメリカ人からは「ペット小屋」と揶揄されるほどに部屋が狭いです。

この狭い部屋を何とかして上手く使って男の夢を実現させたいものです。

そこで今回ご紹介するのが小型のプロジェクター。

この代物が映画鑑賞やスマホ画面投影などの用途にどの程度使えるのか。

今回はそこら辺を解説していきたいと思います。

プロジェクター 小型でも明るく

プロジェクターの明るさといってもピンからキリまであります。

プロジェクターの明るさはしばしば「ルーメン(lm)」という単位であらわされます。

ここではプロジェクターの明るさごとにどの様な利用が可能なのかを整理したいと思います。

※60インチ~100インチに引き延ばした場合

100ルーメン:いわゆるくっきりとした映像を見るには、完全な暗所にする必要がある。
室内灯を最小(オレンジ色の光)であったり、カーテンの脇から漏れる光でも影響を受ける。
室内灯をつけてしまうとほぼ見えない。

商品例:

 

500ルーメン:100ルーメンとあまり変わらないが、室内灯をつけても文字を読み取ったりすることは可能。
室内灯をつけてプレゼンテーションをするにはぎりぎりのライン。

1000ルーメン:多少の光があっても臨場感のある映像を楽しむことができる。
逆に言うと、映画やスマホ動画などを現実的に満足してみるための最低ライン。
500ルーメン以下でも臨場感がないわけではないのだが、周りの光に
気を使いすぎて、逆に集中できない可能性がある。

商品例:

 

1500ルーメン:1000ルーメンと用途としてはほぼ変わらないが、周りの明かりが多少強くても映像に影響が出にくい。

3000ルーメン以上:ここまで来れば、蛍光灯がついていてもそれなりの臨場感を得ることができる。

簡単に紹介しましたが、この明るさは値段とプロジェクターの大きさと比例すると考えてほぼ間違いありません。

明るさが大きくなるほど、値段も高くなり、本体サイズも大きくなるのです。

そこに「短焦点」だったり「反応速度」だったり「デザイン」や「操作性」や「パーツの寿命」や「対応画質」などの付加要素が加えられて、それらが値段に影響される。

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プロジェクター 小型で映画を

上記で紹介した通り、プロジェクターで映画(動画)を見ることは可能ですが、そのプロジェクター自体が持つ明るさ(ルーメン)によって部屋の照明を調節する必要があります。

また、映画の視聴を阻害する要素として次の弊害があります。

コマ落ち(処理落ち)

これは映像を再生する機器からプロジェクター本体へ映像データを転送する時、そのスピードが映像の激しさに追い付かないときに、映像がカクカクしてしまうという物です。
WIFIによる接続は配線回りがすっきりして便利ですが、このような弊害もあるので注意が必要です。

本体にスピーカーがついているものとついていないものがあります。
スピーカーがついていなかったり、音にこだわりたい場合は、別に音響設備を用意する必要があります。
別にアンプやスピーカーを用意する場合は、それらの設備とプロジェクター本体が"BlueToothで接続可能か"はチェックしておきたいポイントです。

排気音

プロジェクター自身から発生する熱も明るさとほぼ比例しています。
その熱を排気する音も比例して大きくなるようになりそうですが、「本体サイズを大きく」したり、独自の排気方法を設けるなど、排気方法を工夫することで排気音を小さくすることができます。

こればっかりはメーカーサイトのを見ただけではわかりませんので、実物をレンタルしたり、口コミサイトでチェックした方がよいでしょう。

プロジェクター 小型でスマホを映せるか?

PS4などのDVD、Blu-ray再生機器をお持ちでない方は、スマホやタブレットの画面をそのまま投影できれば便利ですよね。

今回はiPhoneを例に必要となるパーツをご紹介しましょう。

有線接続の場合

まず、iPhoneの電源ケーブルをHDMI端子に変換する必要があります。

--<HDMI変換コネクタ>--<HDMIケーブル>--<プロジェクター>

という感じですね。<HDMI変換コネクター>を用意できれば有線での接続は難なく終えることができるでしょう。

廉価版の商品もあるようですが、こちらではApple純正品をご紹介しておきましょう。

 

ちなみにこの接続方法ではiPhone画面をミラーリングすることになります。

無線接続の場合

無線で接続する場合、プロジェクター本体に以下のChromCastを接続することで、iPhoneからwifiを経由して
プロジェクターに動画を送信することができます。

 

ChromCastを使った接続の場合、有線と異なりiPhone端末のミラーリングではなく、対応アプリを使用した動画出力になります。

出力できるのは対応している動画アプリに限りますので、ゲーム画面などの出力はできません。

まとめ

男であればだれもが憧れる(偏見?)ホームシアター環境ですが、価格帯を見てもらうとわかるように安価でいいものは手に入りません。

100ルーメンクラスのプロジェクターでも最低5万はかかりますし、それにスピーカーなどを買い足していくと10万は軽く超えてしまいます。

そして同じプロジェクターでも光度によって、使えるシチュエーションが異なりますので、用途が異なるということは頭に入れておいた方がよさそうですね。

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