ペット禁止 どこまでなら飼えるのか バレたらどうなる?
大学生の一人暮らし。それは一人暮らしが故の寂しさや苦労との戦いの始まりでもあります。
そんな時、「ペットが飼えたら寂しさが減るのになぁ」と思う学生もいらっしゃることでしょう。
でも実際、「一人暮らしでペットは飼えるものなのか」、「飼えたとしても何かしらの条件はないのか」が気になるところですよね。飼いたいペットも様々でしょうし…。
今回はそんな疑問を解決していきます。
ペット禁止 どこまで?
そもそも大半のアパートはペット禁止ですよね?ペット可なアパートの方が特別でしょう。
では「ペット禁止はどこまで?」なのでしょうか。
アパートや大家さんによって違いはありますが、そんな疑問の回答がこちら。
「犬や猫、小動物(ハムスターやウサギ、鳥など)はNG」。大半のアパートはこれみたいですね。
これらの動物は臭い、大きな鳴き声、部屋の傷などの問題が起きる可能性が高いです。
臭いや傷はその部屋に残ってしまうことがあるため、大家さんが敬遠するようですね。
時々「犬は可、猫は不可」のアパートもあります。
これは「猫は爪とぎをするため部屋を傷付けたりする可能性が高い」という見方によるもののようです。ただ、犬も部屋を傷付けることは普通にあり得るので、注意が必要です。
また、動物の毛や唾液などは、人によってはアレルギーを起こす可能性もあります。
「お隣の家から犬の毛が飛んできて、肌がかぶれてしまった…」
こんな苦情が大家さんに寄せられることもあるようですよ。
そのため、水槽で買える魚などはセーフな場合がほとんどです。もちろん、室内で飼うのではなく、アパートの共用通路等を占拠したり、手入れをせずに臭いを発生させたりするようだとNGですね。
どんなペットを飼うにせよ、まずは飼い主としてのマナーと責任が求められるでしょう。
これはたとえ、ペット可のアパートでも同じことです。
お互いにペットを飼っている者同士という認識はあれど、飼い方がひどいようだと苦情が寄せられることもあります。飼うからにはよく注意しましょう。
ペット禁止でも飼える?
「ペット禁止でも交渉次第で飼えるのでは?」と思うこともあるでしょう。
ただ、その答えは「限りなく難しい」というのが実際のところです。
ペット禁止にするのは、前項でも紹介しました大家さんの事情にもよりますが、それよりも同じアパートに住んでいる方、近隣の方に迷惑をかける可能性があるからです。
いくらお利口なペットだとしても、ペット禁止の条件を曲げてまで飼うことを許可することはほとんどないでしょう。
何度も言うように、大家さん的には良くても、他の方が許さない場合がありますので…。
ペット禁止 バレたらどうなる?
「じゃあ、ペット禁止なのに飼っていることをバレたらどうなるの?」、こんな疑問も出てきますよね。どうしても飼いたくて飼ってしまう、やむを得ない事情でペットを預かることもありますよね。
これもアパートにはよるものの、基本的には「アパートを出ていくことになる」というのが基本になります。いきなり出ていけということにはならない場合がほとんどですが、「半年以内に別のところへ行ってください」、「とりあえずペットを実家か別の場所へ預けてください」と言われることを覚悟しなくてはなりません。
またその他にも修繕費の支払いが求められることもあります。部屋の傷の修繕や汚れや臭いのクリーニング代ですね。
これを求められた場合は支払いに応じなくてはならないでしょう。
あくまでも悪いのは「ペット禁止のルールを破った居住者」です。大家さんは他の方にも部屋を貸さなくてはなりませんから、ただ立ち退きを迫るだけでは損害を被っておしまいです。素直に応じた方が良いでしょう。
ここで必ずわかっておいていただきたいのは、「ペットを大切にすること」です。
ペットは、自分の飼い主や飼われる環境を選ぶことはできません。
ペットを飼っていることがバレたからといって、野に放すようなことは決してあってはなりません。
一度飼うと決めたからには、ペットにとっても飼い主にとっても、一番良い環境で飼うようにしたいですね。
まとめ
ペット禁止の対象になるのは、犬や猫、小動物(ハムスターやウサギ、鳥など)の場合がほとんどです。臭いや泣き声、部屋への傷の問題が生じるためです。
ペット禁止のアパートは、交渉で飼えるようになる場合はほぼありません。
また、禁止であるのにペットを飼い、そのことがバレた場合には、数ヶ月以内の退去や修繕費の支払いが求められることがあります。
一人暮らしでペットを飼う際には、事前に条件をよく確認しましょう。