アメリカでの生活費 安い州で一か月いくら?節約のポイントは?
「主人の仕事の関係でアメリカへ行くの」
と言えば、きっと多くの人が「わぁ、いいわね!遊びに行くわ」と言うでしょう。
「ウン、来て、来て」ともちろん答えます。
でも、日が近づくにつれて不安なことが出てきます。
私の英語は通じるかな。買い物ってひとりで安全に行けるの? 肥満な人が多いアメリカだけど、このプロポーション保てるかしら(笑)。
まずは心配するよりも事実を知りましょう。
とにもかくにもまずは生活費ですね。
生活が余裕でまわってこそ、その次のステップですから。
アメリカでの生活費 安い州はあるの?
広いアメリカですから、人口密度も地域によって全然違います。
物価は需要と供給のバランスで決まりますから、州ごとに物価が違うのは容易に想像できます。
以下、物価が高い州と安い州のランキングです。
物価が高い州
1.ハワイ
2.ワシントンDC
3.ニューヨーク
4.アラスカ
5.ニュージャージー
ハワイやアラスカは物の輸送費が高いからでしょう。アラスカはインターネット代が特に高いのが興味深いところ。
ワシントンDCやニューヨーク、その隣のニュージャージーは都会なので、住居費がとにかく高い。娯楽費や外食代も高めです。
物価が安い州
1.ミシシッピ
2.テネシー
3.ケンタッキー
4.オクラホマ
5.インディアナ
日本とおなじように自然豊かで人口も少ない州は、物価も安いのでしょうね。
あとひとつ注意したいのは、州ごとに違う消費税率です。
正確には販売税ですが、一番高いテネシー州が9.46%に対し、お隣のケンタッキー州は6.00%です。ウィスコンシン州はなんと5%台。大きなものを買うときにはこの差は大きいですね。
アメリカでの生活費 一か月どのくらい?
さて、実際の値段の比較はどうでしょう。
食料品
スーパーでの食料品は総じて安め。ただし魚は高く、野菜も質から考えると高く感じます。冷凍食品やファストフードは安く、体にいいものは高い。ただしオーガニックでいいものが安く手に入る場所もあるとフロリダの友人が言っていました。そういったいい場所を早く探せるとよいですね。
電気・ガス
日本もけっこうかかりますから、総じてみると大差ないようです。ただしアメリカは地域によって気候も大きく変わりますからそこは注意しておいた方がいいでしょう。氷点下も出るニューヨークと一年中比較的温暖なフロリダではかかる電気代は当然変わってきます。
家賃
これは地域によりますが、日本より高めになることが多いですね。これは基本とするサイズが大きいから。もっと狭いところで十分なのにと思ってもまずありません。
もちろん安く住める古いアパートなどもありますが、異国であるアメリカではまず安全を重視したいので、やみくもに安いところは選べませんね。
具体的に、ご夫婦二人で都市部で住む場合の一例を挙げると…。
家賃と税金で18万円 光熱費、電話で5万円 食費が7万円 その他、雑費で3万円
だいたい日本と変わらない数字が出てきます。賃貸であればこれぐらいになります。
アメリカでの生活費 節約のポイントは?(スマホ編)
細かい節約法は他のサイトにお任せして、今や誰にとってなくてはならないスマホについてです。
日本でもその料金体系はややこしいのにアメリカでも比較検討して選ぶのは大変です。そこでひとつよいものおすすめします!
それはモベルのアメリカSIM
アメリカSIMという名の通り、アメリカの電話番号が割り振られています。アメリカでアメリカの番号を使う。当たり前のことですが、ちょっと嬉しいですよね。それ以外のいいことを箇条書きにしてみます。
その1.アメリカとハワイで、パケットとSMSが使い放題。それ以上かかるのは音声通話したときだけ。
その2.アメリカで同じ国内に住む友人からの電話は当然国内通話扱い。日本の携帯をアメリカで使った場合は、アメリカ国内どうしの通話であっても相手にとっては日本への海外通話になってしまうので相手にとって負担です。
その3.日本にいる間に日本語で契約し、きちんと説明を受けられるのが安心。これは大きい。日本の家族にも出発前に番号を伝えておけます。
その4.ットし放題、SMS値段は1カ月5994円。これでパケし放題です。WiFiが通じるところであれば、日本のご家族とも無料で話ができますし、WiFiのつながらない場所でも緊急電話を受けることができます。
現地で、英語能力が増してからベストなプランを探すまでの、とりあえずのつなぎに考えても損はありません。SIM自体は無料ですし、1カ単位から契約できますから。
まとめ
こうやって見ていくと日本もアメリカに負けないほど進んだ先進国なので、物価の違いはさほどないのです。
ただ大きな違いがあるとすれば、アメリカは貧富の差が非常に大きいということ。
お金をかけないで生活したいと思えば、それ相応の安いものが手に入ります。
ただそのすべてはときに安全や品質の違いが歴然としてあるということを忘れずに。
日本は安いものでも品質も悪くないことも多いですが。
でも目新しいジャンクフードも魅力なんですよね。異国での生活で半年であっという間に15kg太った苦い思い出があります。
どうぞお気をつけください。