協賛席の意味は?隅田川花火大会と江戸川花火大会を例に解説!

      2016/07/18

"協賛席"・・・( ´Д`)

聞き慣れない言葉ですね。

私自身も花火大会の有料席を予約しようとしたとき、初めて耳にした言葉でした。

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今回は

「協賛席とは何?普通の有料席とは違うの??」

「協賛席からちゃんと花火は見えるんだよね?」

そんな疑問にお答えして参りましょう。

協賛席の意味は?

協賛とは即ち・・・

趣旨に賛成し、その実行を助ける事

と金田一京助が言っています。

つまり協賛するという事はその大会にお金を払う、すなわちスポンサーになるということですね。

スポンサーになる変りに良い席がゲットできるという訳です。

ここで気になるのが「普通の有料席とは何が違うのか?」では無いでしょうか?

ここで有料席と協賛席の違いについて明確にしていきたいところですが、有料席と協賛席の定義は花火大会毎に微妙に異なるので、あくまで参考とお考えください。

協賛席の特徴は?

【長所】
・その大会で一番良い席である。
・その大会を運営している側であるという気持ちになれる
・協賛すると、協賛席のチケット以外の品物がもらえる花火大会もある
・協賛すると、パンフレットに名前を掲載できる花火大会もある
・協賛すると、場内放送で名前を読んでくれる花火大会もある

【短所】
・一般的に有料席よりも値段が高い
・団体や法人しか購入できない場合がある
・花火大会が中止となっても払い戻しが出来ない場合が多い(有料席も同様)

【その他】
・協賛席といいながらも、他の大会でいう有料席と変わらない花火大会もある

といった所になります。

協賛席のイメージは付いてきましたでしょうか?

次は実在する花火大会を例に説明していきます。

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協賛席 隅田川花火大会を例に解説!

隅田川花火大会は市民協賛者という形で協賛金を募り、それに対して協賛席のチケットを配布しています。

隅田川花火大会の協賛席の場所は毎年ほぼ同じであり、以下の様になっています。

【台東リバーサイドスポーツセンター野球場】
募集口数  :1500口
料金    :7500円
招待人数  :5人まで
一人当たりの金額:1500円

【台東リバーサイドスポーツセンター少年野球場】
募集口数  :500口
料金    :7500円
招待人数  :5人まで
一人当たりの金額:1500円

【台東リバーサイドスポーツセンター野球場(団体用シート)】
募集口数  :100口
料金    :30000円
招待人数  :22人まで
一人当たりの金額:1363.6円

【墨田区側両国親水テラス】
募集口数  :1800口(1人4口まで申込可能)
料金    :6000円
招待人数  :1人まで
一人当たりの金額:6000円

こんなにたくさんの協賛席があるのは珍しいと思います。
私の感覚ですが、隅田川花火大会の協賛席は他の花火大会でいう有料席と値段も場所もほぼ変わらない扱いになっていると思います。

その中でもおねだんがお高めなのが、一番最後にご紹介した「墨田区側両国親水テラス」です。

>>>墨田区側両国親水テラスに付いての詳しい情報はこちら!

協賛席 江戸川花火大会を例に解説!

協賛席だけしかない隅田川花火大会に対して、江戸川花火大会は協賛席と有料席があります

さらに江戸川区花火大会は江戸川の西側(江戸川区側)と東側(千葉県市川市側)で運営が別れています。ややこしいですね( ・᷄ㅂ・᷅ )

まずは江戸川区側からご説明しましょう。

地図

【江戸川区側】
地図に有る様に、江戸川区側は協賛席しかありません。
こちらの協賛席は企業しか申し込む事ができないため、140万人もの人が集まる江戸川区花火大会の一番良い席にはお金を沢山払った企業の方々が陣取る事になる様です。やっぱり世の中お金なんですね。まぁそのおかげで花火をあげられるのだから、当たり前と言えば当たりですかね。我々庶民はおこぼれをもらうしか無い様です。

【市川市側】
市川市側にも協賛席は有りますが、江戸川区側とうってかわって市川市側の有料席はわりと庶民的です。なぜなら有料席と明確な線引きがされてないからです。ちなみに有料席のお値段はこんな感じ。

■桟敷席:1マス18,000円
180㎝×90㎝(定員4人・4枚)■ペア席:1シート10,000円
(土手斜面はたは平面)150㎝×90㎝(定員2人・2枚)■イス席(パイプ椅子):1席6,000円
(定員1名・1枚)

協賛席は1口1万円(購入口数によって変動)ですので、有料席の方が割安ですね。
※協賛席は上記の【長所】にも書いた様に、パンフレットへの名前の掲載や放送で名前を宣伝してくれるなどの特典も有る様です。(個人レベルでは必要は無いですよね・・・)

他にも以下の大会で協賛席制度があるようですが、上記の隅田川花火大会のように「有料席=協賛席」だったり、「協賛席が企業しか申し込めない厳格なもの」であったりと、協賛席とひとえに言ってもその内容はさまざまなようです。

協賛席がある花火大会

神奈川新聞花火大会
鴻巣花火大会
おいでん花火大会(豊田おいでん祭)
多摩川花火大会(世田谷区たまがわ花火大会)
関門海峡花火大会
諏訪湖花火(信州諏訪湖の花火)
みなと神戸花火大会
袋井 花火
神戸 花火
宇品花火大会etc...

まとめ

今回は普段生活ではあまり馴染みの無い協賛席について解説しました。

ちょっとややっこしかったと思いますのでまとめます!

・有料席と協賛席の違いは花火大会によっても微妙に異なり、
同じもので有る場合も有れば、全く別の扱いをする花火大会もある。
・協賛席の方が、有料席に比べて値段が高い場合が多い。
しかしその分特典がつて来る事がある。
・協賛席は法人や団体しか購入できない場合が有る。

といった感じでしょうか。あぁややこしい。

一番のややこしポイントは「花火大会によって異なる」って所ですよね。

要は有料席より”ちょっとセレブな感じの席”が協賛席と思っていて頂ければ間違いではないと思いますw

協賛席にせよ有料席にせよ一番気になるのは「花火が綺麗に見えるかどうか?」ですよね。

そこはご安心ください!

私は協賛席で満足できなかった人は、ラーメン次郎の野菜の量に満足できない人くらいまれにしかいないのできっと大丈夫だと思いますよ(^_^)ノ

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