インドの観光地図 アーグラ ジャイプル ニューデリー アムリトサル ハンピ
インドの観光地と言ったら、何を思い浮かべますか。
タージマハルでしょうか、ガンジス川でしょうか、あとはヨガ体験とかもありますね。
今回はインド各地の観光スポットについて解説します。
インドの観光地図 アーグラー
ここへはデリーで日帰りツアーに申し込んで行くと便利です。いくつかの世界遺産が見られるのでおすすめです。あの有名な「タージマハル廟」もありますよ。そしてもうひとつおすすめしたいのは「アーグラー城塞」です。これも世界遺産に指定されています。
「アーグラー城塞」
周囲の長さがなんと2.5kmの広大な要塞です。インドの大きさが感じられますね。インドの宗教は82%の人がヒンドゥー教で、次に多いのが13%を占めるイスラム教です。13~16世紀半ばまではイスラム王朝だった名残でしょうし、遺跡もモスクの丸いドームのものが多く残されています。この城塞はムガール王朝のもので、300年続いたその栄華の香りが感じられます。
インドの観光地図 ジャイプル
ここもデリーから近いので行きやすいところです。ここでのおすすめは「アンベール城」。世界遺産に指定されたのが2013年と新しいですね。
「アンベール城」
ヒンドゥーとイスラムが入り混じった独特の様式です。象の頭の神ガネーシャが描かれたガネーシャ門はぜひ見てみたいですし、丘の上に建っているので象タクシーで城まで登るのが定番と言われるとこれも逃がせないですね。ぼったくられそうだし、しつこい売り込みがありそうですが、象に乗ってゆっくりと丘を登っていくのは、まるでタイムスリップした気分になれそうですよ。
インドの観光地図 ニューデリー
デリーの中にある一区画がニューデリー。富裕層が住むエリアです。それに対してオールドデリーと呼ばれる歴史が感じられる庶民的なエリアです。そのニューデリーにあるのが「ラール・キラー」です。
「ラール・キラー」
通称、赤い城と呼ばれ、ヤムナー川のほとりに建っています。タージ・マハルと同じ、ムガール帝国第5代皇帝のシャー・ジャハーンの建築です。赤い色は砂岩です。
インドの観光地図 アムリトサル
デリーから北に上がったところにシーク教徒の聖地、アムリトサルがあり黄金に輝く寺院「ハリマンディル・サーヒブ」があります。
「ハリマンディル・サーヒブ」
屋根に金箔が張られ、夜にはライトアップされさらに黄金に輝く寺院ですが、歴史的には多くの人の血が流された場所でもありました。1919年には対イギリス軍、1984年には対政府軍と戦ったのです。寺院のそばの池は人口池ですが、そのような歴史から不死の池と呼ばれています。
ここでは宿や食事が無料で提供されるそうです。場所がパキスタンに近いインドの左端で、世界中を回る旅人たちにはありがたいですね。
インドの観光地図 ハンピ
インドの南、そして内陸なので、デリーから考えると行きにくいとくろではありますが、行った誰もがおすすめする場所、そして世界遺産にもなった「ハンピの建造物群」です。
「ハンピの建造物群」
ヴィジャヤナガル王国の首都があった、半径3km圏内に遺跡と巨石と自然が混在する場所。そのあまりに不思議な光景は、別世界というより違う惑星、フィクションの世界、別の時代にタイムスリップしたようなどの感想が聞かれます。マタンガの丘からサンセットを眺めれば、夕日に照らされる奇岩や遺跡の数々に否が応でも古代の姿を感じさせられ、忘れられない時間になるに違いありません。
以上、絞りに絞って選んでみました。他にも「クリシュナのバターボール」と呼ばれる世界遺産もあります。絶妙なバランスで一枚岩の上に存在する巨石で、マハーバリプラムの公園内にあります。その昔ゾウで引っ張ってもビクともしなかったとか。あ~きりがありません。
とりあえず、世界の絶景カレンダーでも注文することにしましょうか。