堀江貴文という生き方 ひろゆきとの対談 二人の関係と共通点について

   

ライブドア創始者であり元社長 堀江貴文
2ch創始者であり元管理人 西村ひろゆき

何かと世間を騒がせている二人だが、これは今に始まった事ではない。

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歯に衣着せぬ二人のトークは”痛快”という表現が似合い、現代社会を生きる若者の代弁でもあるのではないか。

そんな二人だが、このたび発売された堀江貴文の最新の著書”堀江貴文という生き方”で対談している。

今回は二人の対談模様の一部と、気になる二人の関係、共通点について紹介する。

堀江貴文という生き方 ひろゆきとの対談を解剖

特別対談:好きな事にとことんハマれ
今回の対談の中で私が特に印象に残った部分を紹介します。

仕事と遊びの境界線は存在しない
ひろゆき(以下ひろ):そもそも堀江さんは「自分は働いている」と感じたりしているんですか?
堀江:働いているし、遊んでいるし・・。そこの境界線とかは考えてないかな・・。
ひろ:なるほど。普通の人がやる遊びのレベルのままだと普通の人と同じ情報量しか手に入らないので、役に立たない遊びになっちゃいますよね。遊びといっていいのか難しいですけど、堀江さんは好きな事を突き詰めている感じがするんですよ。
堀江:そう?突き詰めている訳でもないとおもうんだけど・・・。
ひろ:いやいや、トライアスロンとかに出るくらいまでいっちゃうと、もうそれってコンテンツになっちゃうじゃないですか。
堀江:そう?
ひろ:例えば自転車好きですとか、いつもランニングしてますみたいな人は、日本にいっぱいいるじゃないですか。
堀江:うん、多分10年間ずっと週一回10キロくらい走ってる人って超いっぱいいると思う。

ひろゆき氏の「トライアスロンに出るなんてなかなかできない」という主張に対して、堀江氏は「出るだけなら誰だってできる。自分もほとんど練習してない。出ない人はみんなチキンなだけ。」という意見。

確かにそうだ。

みんな「大きな大会等に出る時は、〇〇で無ければいけない、××を準備しなければいけない。」など、尻込みしがちだが、その尻込みがどれだけ自分の行動範囲を狭めている事か・・・。堀江さん。勉強になります。

私も自転車(ロードバイク)に乗るのですが、まだ輪行(自転車を分解して袋詰めして持ち運び)ができないので、遠出をためらっています。今度、輪行は現地で覚える事にして、遠出してみます。(ちょっと違うか?)

好きな事であれば努力を努力と思わない
(中略)
堀江:俺が好きな事をやった方がいいってのは、そういうことなんだよね。好きな事であればまいにちの積み重ねを努力と思わないでこなせるから。俺のトライアスロンとかは美味しい物を食べたいけど体系は維持したいという目的があってその為に仕方なくやっている事であくまで派生なんだよね。
ひろ:確かに好きでもない事を毎日やれと言われたら、その時間を普通に別の仕事した方が儲かるって思いますからね。ボクの場合は一瞬だけ盛り上がって、その一定期かんだけものすごく集中するんですけど、あきるの早いんですよ。ゲームもそうですけど。
堀江:俺も同じだよ。一気に熱が入って、それが形になっちゃうとこんな感じかってなる。そういう意味では飽きっぽいよ。でもそれでもいいと思うんだよね。

 

好きな事をとことんやり続けた方がいいという意味では二人の意見は一致している。
そして二人とも、熱しやすくさめやすいらしい。ここは少し意外であった。

 

 

ホリエモンは麻雀がまだ好きだと思っていたし、ひろゆきも同じゲームを好むと思っていたが、どんどん新しい事にチャレンジしているようだ。

しかし、私このように思った。

二人は飽きてしまうのではなく、新しい楽しい何かを見つけ続けているのではないか。

しかしながら、この二人のカタチにするという表現だが、その完成度は非常に高いのだろう。

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その事が次の記事から伺える。カタチにする=仕事にできうる、なのだ。

普通に引っ張られてハマる事ができない人々
ひろ:だけど、カタチになったりする前に止めちゃう人って多いですよね。それだから仕事にならない訳で。
堀江:この表現が正しいかは分からないけど、何かに”ハマれない”人が多いんだよ。好きな事なのに、周りが見えないくらい集中する事ができない。
ひろ:確かに。でも、みんな忙しいって言うのもあると思いますよ?
堀江:いやいや、忙しいんじゃなくて、いわゆる”普通の生活”をしようとしてしまおうとしているとおもうんだよね。
ひろ:誘われたらいかなきゃいけないとか?
(中略)
堀江:優先順位というか、最優先にしていること以外は基本やらない。
ひろ:集中していると食事すら忘れますからね。

確かに、何かに集中することの大切さや時間を忘れてしまう、というのも分かるが、堀江氏の「最優先している事以外は基本やらない」は凄い。集中する事に対して卓越している。人生で一度でいいからそういう状態になってみたい。

考えてみれば、生まれてからずっと、義務教育、高校、大学➡就職とやりたくない事をやってきた私にとって、そいういう「最優先している事以外は基本やらない」という状態になった事が無い。

長期休暇だって、行きたくもない友達との遊びや、家族の行事、彼女とデート、バイトとやりたくない事で生活の半分以上は埋め尽くされてきた。

もちろんやりたい事も十分やったつもりだ。

しかし、私の頭の片隅には「やらなければいけない何か」常に居座っている。

この状態から脱する事は、もしかしたらもう一生できないのかもしれない。

そして、最後にスティーブジョブズの有名な言葉で締めくくられた。

私はスティーブジョブズの映画をまだ見ていないので、見てみたくなった。

 

堀江貴文という生き方 ホリエモンとひろゆきの関係とは

ホリエモンとひろゆきのなれそめ

2009年に「ホリエモン×ひろゆき 語りつくした本音の12時間 「なんかヘンだよね・・・」」という、書名のとおりだが、ふたりのインタビュー本が出版されている。

もう6年以上の前の事になるが、このころから仲が宜しかった。
その他にも、この二人に経済評論家の勝間和代氏も交えた、こちらもインタビュー本の「そこまでいうか」も発売されている。

やはりかなり親交が深いようだ。

ホリエモンとひろゆきの現在

最近ではテレビタックルに競演して、ネット規制派を論破したのは記憶に新しい。

この二人には論破するより積極的に協力して、ネットを良くする方向に動いて欲しかった。
という管理人の願望でしかないが、そうなるようにそれこそ日本のCTO等に若い技術者を採用して欲しいと思った。

堀江貴文という生き方 ホリエモンとひろゆきとの共通点は?

ここで二人の共通点についてまとめてみよう

・好きな事にとことんハマる、凝り性である。
・好きな事を仕事にすべきと考えている
・ネットに無限の可能性を感じている
・情報つう

逆に二人の相違点はというと

・堀江氏はお金は使う派、ひろゆき氏は使わない派
・堀江氏はネット法規制反対派、ひろゆきは賛成派

あんまり言うと誰かに怒られそうなのでここら辺にしておこう。。。

まとめ

この二人の会話を聞いていると、なぜか本当に痛快でずっと聞いていたくなるのは私だけでしょうか?

特にひろゆき氏と勝間和代氏が10年くらい前に行なったテレビ朝日の某番組の対談はかなり面白かった。

なんか喧嘩っぽくなってたけど、上記のそこまで言うかでは仲直りしたのか、和気あいあいとまではいかないが普通に話しているので、そりが合わないという訳ではないようだ。

なんだか上手くまとまらないが・・・こういうインタビューというか対談系面白いな・・・w

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