ママ友トラブル 引っ越したいけど小学校を転校させるのは可哀想

   

女性は年齢やライフスタイルが変わる毎に人間関係も変化していきます。

幼児時代、学生時代、社会に出てから…付き合う人は変わっても終わることなく人との付き合いは続いていきます。

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結婚してから子供が産まれると更に新たな人間関係が出来るでしょう。
子供が幼稚園などに通うと、送迎で毎日他のママと顔を合わせるため、人によっては濃密なママ友関係になったりします。

しかし、皆が皆平穏に仲良く出来ると言うわけでもなく、とんでもないママ友トラブルに発展してしまうことがあります。

ママ友トラブルで引っ越したい

ある2児のママ(以下、Aさんとします)がいました。

Aさんは小学校4年生の長女と幼稚園に通う年中の次女がいます。

長女の幼稚園時代から子供同士も仲のいいママ友がおり、Aさんの住む賃貸マンションからママ友のお宅まで徒歩3分というご近所でもありましたし、子供が小学校に上がってもその仲は変わりませんでした。

しかし子供が4年生になった頃に変化は訪れます。

ママ友が離婚をしたのです。
ママ友は自分の両親と実家で同居でしたので、ご主人が出ていきました。
時には夜通し話しを聞き、ママ友を励ましていたAさんですが、徐々にママ友はご主人もいて平和に家族4人で暮らしているAさんを目の敵にするようになりました。
元々、何処かAさんを下に見ている所があったママ友はAさんの幸せが許せなかったのでしょう。

そのうちママ友は、同じ小学校のママ友やご近所にあることないことAさんの良くない噂を言って回るようになりました。
その噂の中に、Aさんが学生時代に酷く傷付いた話を大袈裟に嘘で脚色したものもありました。
ママ友を信用していたからこそ話した事を歪曲し言いふらされ、鬱の手前まで心を病んでいきました。

噂を訂正しようにも、ママ友は自分の両親を巻き込み、ご近所の噂は既に訂正する事は不可能、小学校で役員をしていたママ友は各学年にも噂を巻いておりAさんの居場所はもう何処にもありませんでした。

こうなってしまうと、自分が悪くなくても引っ越して環境をリセットしてやり直すしかないのではないかとAさんは考えるようになりました。

この場合に一番に頭をよぎったのは子供のことでした。
引っ越した場合、子供の小学校はどうなるのだろう、転校させることになるのか…

ママ友トラブルで引っ越したい 小学校はどうする?

Aさんの場合はご近所だけでなく、小学校内にまであらぬ噂や中傷が蔓延してしまっているのがとても辛い状況です。

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子供に実害がなく、楽しんで学校に通っているのならば小学校卒業までお母さんがじっと耐えるというのも1つの案でしょう。
この選択をした場合、小学校で親の出番がある時は忍耐が必要になりますが、今だけだと割り切る気持ちを強く持ちましょう。
中学校に進学すると小学校以上に親同士の関わりがグッと減りますし、それを支えに耐えしのぎましょう。

そして、状況が許すのなら私立の中学校に入学するのも手です。
私立の中学校に行けば、問題のママ友とは少なくとも子供に関することでは接点はなくなるでしょう(ママ友の子供が同じ学校を受験しないかなどのある程度のリサーチは必要ですが)。

また、小学校内の噂や中傷よりもご近所の目または問題のママ友が近くに住んでいることが耐えられないということもあるでしょう。
その場合は子供の通っている小学校の校区内に転居するという方法を取れば、学校の転校はせずに済みます。

ママ友トラブルで引っ越したい 転校させるべき?

事例としてご紹介しましたAさんの場合は、結果として隣の市に引っ越しました。

理由は、辛いことにママ友トラブルの影響が子供の学校生活にも支障をきたしていたのです。

ママ友の子供が学校でAさんの長女に暴言を吐いたり、蹴ったりするようになったのです。
そしてそれを見ていた一部の同級生が面白がって、ママ友の子供と同じような事をAさんの長女にするようになりAさんの長女は精神的に少し不安定になりました。
これは明らかに転校させるべきケースでしょう。

ママ友トラブルがあっても転校させないのは「子供に実害かない」という大前提が条件です。
子供が巻き込まれて悩んで苦しんでいる以上、子供の意見をしっかり聞いた上で引っ越し・転校を速やかに検討しましょう。
ここでしっかりと向き合わなければ、子供心に「お母さんは助けてくれなかった」と暗い影を落とすこともあります。

また、お母さんの心の健康は、家族の幸せそのものです。
お母さんがトラブルから解放されて笑顔になれるのなら、子供は何処へだってついてきてくれます。
悩みすぎて心が壊れる前に、引っ越しや転校のことを家族に相談してみましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。
ママ友トラブルは誰にだって起こりえる怖いトラブルです。
子供が関わるだけに接し方に注意は必要ですが、もしトラブルに巻き込まれて辛かったら逃げたっていいのです。
子供の事を考えると…と、お母さんはどうしても自分の事を後回しにしがちですが、その結果お母さんが病んでしまっては子供も幸せになれません。

母親が笑顔でいる、これが一番大事です。

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